2026/06/17 19:04


TYLEはオープンする前から、オリジナル商品の展開やセレクトブランドの取り扱いをするつもりで始まったお店です。


僕自身古着だけじゃなくて幅広く服を着てて、ピアスはBOTTEGAだし、デニムはACNEしか持ってないし好きなブランド聞かれたらdries van notenて答えるし。



それでも1番好きなのは?って聞かれたら古着だと言い切れるくらいには古着が好きで、でも僕の思うこの"古着が好き"は所謂古着屋さんの古着が好きとは違う気がしてて、



そんないつもぼんやり考えてることを掘り下げてみた内容が今回のブログです。






なんで古着がいいんだろう?


考え事をしてる中で、度々出てくるこの疑問を何度か考えるうちに出た答えの1つが、



"選んだ時の自分の状態を1番反映してくれるから"



無名な古着であればあるほど、その服を選ぶまでに自分が着たり見たりしてきた服や情報の蓄積の結果が現れて、特に仕立てや素材の質の部分なんかは分かりやすいくらい年齢を重ねてからのほうが良いものを選んでる。



これがブランドの洋服だとデザイナーさんの意思が乗っかることで少し気負っちゃったり照れてしまう。特にそのシーズンにリリースされた服はエネルギーがパンパンで処理しきれない。



古着の教科書(?)的なものに出てくるような服も似たような感じで、いろんな人のエネルギーが乗っかることで着れない、興味から外れていく、みたいな事が多々ある。





結局、余計な情報が混じっていない服そのものが好きで、自分の経験値で選び抜いたこの感覚が楽しかったり服に対する愛着になったりするんだろうなと思う。

最近見たどこかのセレクトショップがタグを全て外して販売してるっていうのを見て、それアリなの?とも思ったけどなんとなく分かる気もする。



服だけを見て選ぶ。
当たり前のようですごく難しくて、
そもそもそんなに考えて買い物する人もいないし、する必要もない人がほとんど。


そしてそんな探し方をしてると、お気に入りの一着に出会える事なんてなかなか無くて、こんな時代に時間と足を使って見つけないといけない。


それでも古着を買い続けてるのは、昔は気にならなかった素材や形に惹かれたり、逆に好きだった服に反応しなくなったり、自分自身の洋服感度チェック的な意味合いも含まれてるのかもしれない。





分かりやすくラルフいいよね、とかアルマーニかっこいいみたいな買い物も勿論楽しい(僕も好きだしTYLEにも置いてある)けど、


世論は置いておいて、純粋に今の自分がどんな古着をカッコいいと感じるのかを気にしてみるのも楽しいはず。
案外そういう服のほうが、ずっと手元に残ったりするよね。




TYLE 藤田